January 23, 2009
非攻撃的自己主張
日経文庫1026堀公俊著「ファシリテーション入門」日経新聞社刊830円を読んでいたら、「非攻撃的自己主張」という方法が紹介されていました。たとえば、こんな風です。一般的な表現 → 非攻撃的自己主張
私はこう思う → こういう考えもできるのでは?
あなたは間違っている→ 間違っている可能性があるのでは?
賛成?反対? → どのように考えますか?
こうすべきでは? → こうしたほうがよいのでは?
どうするつもり? → 私どもはどうすればよいでしょう?
何故失敗したの? → 何が失敗させたのでしょうか?
あなたの意見はおかしい→私が間違っているかもしれませんが
このようにすべき → 個人的な意見ですが
主に、質問形式に変えることと、一歩引いた主張の仕方が示されています。
他に、一致できる点の強調を利用しての表現「あなたの意見とほとんど同じで、ひとつだけ食い違うとすれば…」も効果的だそうです。 (同書より一部抜粋)
エゴグラムにCP(クリティカル・ペアレント)という自我状態がありますが、このCPの高い人の口癖に「〜すべきです」「〜であるべき」等の”べき”論調 があります。これは、やや攻撃的自己主張ということでしょうか。それを非攻撃的な主張表現にすることで、相手が受け入れやすくなるといいます。
ただ、長年の口癖だとなかなか、手ごわいですけれどね…
雨のウィークエンドですが、お風邪など引きませんようお気をつけくださいね!
Comments
No comments yet
DISALLOWED (TrackBack)