January 28, 2009

好感度アップのヒント

 職場やサークル、コミュニティにて好感度を向上させる作法について、先日(平成21年1月17日付け日経土曜プラス)に特集されていました。これを参考に一部をまとめてご紹介しましょう。
 1)上司や先輩の話を聞く時には…
   ?視線を合わせてしっかり話しを聞く
   ?表情やしぐさに注意する
   ?話す速度に合わせ頷いたり復唱したりする
   ?タイミングをみて自分から質問する
  気をつけたいことは…
   ?自分の都合で話をさえぎらない
   ?相手求める以上の意見はひかえる
   ?いやなことをいわれても、すぐに表情や態度にあらわさないこと
 2)上司や先輩に注意されたら…
   ?注意されたことについて自分が感じたことを整理しメモ
   ?次からどうしたらよいかを前向きに考える
   ?注意してくれた相手に自分の理解したことを要約して具体的に伝える
    例;○○さんに教えていただいたことは、△△と思いました。次から、△△のように気をつけます。
 3)職場や仕事、作業等に倦怠感をもったら…
   ?任された仕事で成果が出せているか確認する
   ?これからのありかたを考えているか、その準備をしているかを確認する
   ?相手の立場で考えたり、行動したりしているかの確認
   ?自分ができないことの原因を周囲のせいにしていないかの確認

 職場やサークルのみならず、家庭や友人関係などにも応用出来そうなヒントではありませんか?私自身もちょっと振り返ってみて、特に3)の倦怠感につき思い当たることが…。3)の?とかが特にね。気をつけなくっちゃ!

January 23, 2009

非攻撃的自己主張

 日経文庫1026堀公俊著「ファシリテーション入門」日経新聞社刊830円を読んでいたら、「非攻撃的自己主張」という方法が紹介されていました。たとえば、こんな風です。
 一般的な表現  →   非攻撃的自己主張
 私はこう思う  →   こういう考えもできるのでは?
 あなたは間違っている→ 間違っている可能性があるのでは?
 賛成?反対? →    どのように考えますか?
 こうすべきでは? →  こうしたほうがよいのでは?
 どうするつもり? →  私どもはどうすればよいでしょう?
 何故失敗したの? →  何が失敗させたのでしょうか?
 あなたの意見はおかしい→私が間違っているかもしれませんが
 このようにすべき →  個人的な意見ですが
主に、質問形式に変えることと、一歩引いた主張の仕方が示されています。
他に、一致できる点の強調を利用しての表現「あなたの意見とほとんど同じで、ひとつだけ食い違うとすれば…」も効果的だそうです。 (同書より一部抜粋)
 エゴグラムにCP(クリティカル・ペアレント)という自我状態がありますが、このCPの高い人の口癖に「〜すべきです」「〜であるべき」等の”べき”論調 があります。これは、やや攻撃的自己主張ということでしょうか。それを非攻撃的な主張表現にすることで、相手が受け入れやすくなるといいます。
 ただ、長年の口癖だとなかなか、手ごわいですけれどね…

雨のウィークエンドですが、お風邪など引きませんようお気をつけくださいね! 

January 19, 2009

信頼をかたちにすると…

 「信頼性」というキーワードは、コンプライアンスとともに、いまの組織運営にとって欠かせない要素ではないかと思います。しかしながら、なんとなく曖昧なまま「信頼しあっています」「信頼を裏切られました」などと表現されます。
そこで、組織内の信頼性に求められる次の要素をまとめてみました。
 組織内の信頼性とは何か
 ?精神的共感度…誠意と確信の基本統一性、相互の共感が得られること
 ?能力…技術力および対人スキル
 ?一貫性…頼りがい、確実さ、状況判断力
 ?忠誠心…他の人を保護し、その人を立てる意欲
 ?開放性…アイディアや情報を共有する意欲
そして、この信頼性を築くためには、次の方法が有効です。
 組織内でどのように信頼を築くのか
 ?自分の利益だけでなく、支援客同士や第一顧客のためにも働くことを示す
 ?チームプレイを第一とする
 ?開放性を示し、公正であること
 ?感情を言葉にして分かち合うこと
 ?基本的な考えは一貫性を示すこと
 ?コンプライアンスの徹底
 ?能力を示すこと
 今週アメリカで第44代オバマ大統領が就任するようです。アメリカの信頼、アメリカ経済・金融への信頼の快復などにどのような舵取りをするのか、世界が注視しています。日本においては、自民VS民主の対立構造が連日伝えられます。国家や政党などの大きな組織から、家庭というミクロの組織まで、いま信頼回復が求められているのではないでしょうか。
 まずは、足元の家庭や地域、所属する会社や自治体などの構成メンバーとして、自分のためだけでなく、支援客と第一顧客のために働くことからはじめよう、と呼びかけたいところです。
それには、なんといってもわたくし自身がもっと変わらなくっちゃ…。
 週のはじめの月曜日、さあ、今週も元気に楽しく、良いお仕事をいたしましょう!
 

January 13, 2009

エコグッズ2点

 事務用品を買いに文具店に寄ったところ、なんだか楽しい様々な文具が沢山あって、つい目移り…。本当は、ディスカッション用のポストイットを購入するだけの予定でしたが、そのポストイットもカラフル、大きさ色々、お洒落なものはケース入りなどどんどん進化していますね。今回は、平均年齢50歳代のかたのディスカッション指導に使用の予定なので、やや大きめのポストイットをセレクト。これがあると、短時間でも充実したディスカッションができていいですね。
 ところで、本日のタイトルのエコグッズ?は、「粘着ラベル」です。これは、ポケットファイルなどの背ばり用ラベルです。ファイルを再利用するとき、既存の背タイトルを二重線で消したり、複数のタイトルにしたりやっていましたが、それだと並べたときに見難いし、探しにくいな…と思っておりました。
 でも、この「背ばりラベル」ならOK!下文字写りがないように工夫されていて、ファイルの背のサイズを確かめればピッタリのがあります。片数48片も入って210円!つまり、48冊のファイルに使えるのです。嬉しいな!(もう、とっくにお使いでしたらごめんなさい)
 エコグッズ?は、さきほど仙台放送系のTVニュースで見た新聞紙バッグです。なんでも高知県のとある道の駅のアルバイト店員さんが作り始めたものとか。究極のエコバッグ、と紹介されていました。市販されていて、さらに作り方も図入りだそう。大人気ですって。うーん、なかなかいいアイディアですね。第一見て可愛いデザイン。ちゃんと強度もあるようです。
 こういう大不況のときこそ、ピカリと光る、楽しいアイデァが活きますね。みなさまも何か”とっておき”をおもちなのではありませんか?

January 12, 2009

ビジネス巨人の若き日

 実業界の成功者、ビジネス界の巨人と言われる人の若き日の姿について、本日付日経新聞で論説委員長平田育夫氏が、5面でちょっと紹介していられます。
 それによれば、セブン&アイホールディングス会長鈴木敏文氏(76歳)は、大学卒業後、東京出版販売(現トーハン)の調査部門にて統計学と心理学を徹底的に学んだとか。その経験がイトーヨーカ堂に転職後販売促進でおおいに役立ったそう。本田宗一郎氏(本田技研創業者)は、高等小学校卒業後、自動車整備工場で6年働き、オンワード樫山創業者の樫山純三氏は小学校卒業後、三越の少年店員として働き、運道具などの仕入れを覚え、独立につながったそう。ソニー創業者の一人の井深大氏は東芝に採用されず、トーキー(発声映像)の下請け会社に入り録音などを研究。
 こんなふうに、仕事をする中で知識や技術を蓄え、飛躍への礎を築いたと言います。(2009年1月12日付け日経新聞5面オピニオン欄より一部抜粋)
 未曾有、百年に一度などと言われる大不況の嵐の中で新たに成人となる若いひとに職場を…という主張の冒頭に紹介されいました。ご存知のエピソードも多いでしょうが、今更ながら、どんな仕事からも学び取るとのが山ほどある、と勇気付けられるとは思いませんか?
 翻ってわたくしは3回目の成人の日!で、いまだ社会的に何の貢献や成功を納めておりませんが、それでも入社した会社での仕事は今でも大いに役立っています。4年制大学卒女子の就職など教員、キャビンアテンダント、など限られた職種しかなかった女子就職大氷河時代に社会に出ましたので、短大卒扱いにしていただき、やっと拾っていただいたK工業横浜本社で、毎日青焼きといわれる図面のコピーをとったり、出始めたばかりのNEC製大型コンピュータで紙テープと格闘した日々。第一組合、第二組合などの労組活動。トヨタ中央研究所出張で知った最先端自動車産業…
 はるか遠い日々のようでも、実際はホンの少し前という感覚だけです。
 本日成人を迎えるすべての20歳に素敵な未来が開けるためにも、雇用をキチンとしないといけませんね!
 あらためて、成人おめでとうございます!