November 02, 2007
季節を感じるためにしているランキング
昨日の日経記事からです。33面消費欄では、「買い手の本音」と題して、アンケート調査結果が紹介されています。そのうち、「季節を感じるためにしていること」では、面白い結果が出たようです。(首都圏在住20〜69歳の男女600人郵送アンケート、回収率68%、平成19年8月上旬、複数回答)20代女性でもっとも多いのは、「季節をファッションに取り入れる」80%。(全体では40%弱です)
20代女性で2番目に多いのは「祭りに出掛ける」75%強(全体では60%弱です)
全体からの回答としては、「旬の食材を積極的に買って食べる」と「祭りに出掛ける」がほぼ同数でトップなのです。
また、主な季節行事でこれから増やしたいことを聞くと、「正月」「花見」「夏祭り」で20代女性が「行事にふさわしいことをしたい」と回答しているそうです。特に「夏祭り」が、お好きという結果も出ています。何故、若い女性がこうした季節行事にひかれるのかというと、アンケート上では「気分が一新される」と半数以上が回答したとか。行事や祭りを通して日常生活を活性化させたい気持ちをいだいているのでは…と分析しています。(平成19年11月1日付け日経新聞33面より)
ハレとケがはっきりしていて、圧倒的にケが長く続き、ホンの稀にハレがあった時代は遠のいたのです。まして若い方々の育ってきた環境は、こどもが「王様・お姫様」で居られたわけです。でも、そんな彼らも社会に出てしまえば、毎日続く労働の日々。やっぱり主役になれるお祭りがリフレッシュのチャンスなのでは?
街づくりを考えるとき、季節感や季節行事、主役になれる場づくりが大きなヒントになるかもしれませんね。
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