November 21, 2012

お勧めします、大人すぎるデート

11月もあっという間に後半。すっかり寒くなりました。今月に入り、亡き父母の法要や、あちこちへの出張、冬支度など大忙しですっかりご無沙汰でした。本日はちょっと一息です。
 そこで、この頃の大人すぎるデートとデートファッションをご紹介しますね。
?11月7日
 午前中に、X庁東北事務局の打ち合わせを終えて、11時過ぎに仙台出張中のボスと合流。12:26発にて東京戻りと限られた時間なので、三越地下の果物屋さんで生ジュース、チーズ屋さんでカマンベールチーズ、メゾンカイザーでパンを買い、晴天の空の下、勾当台公園で簡単ランチ。時折鳩が寄ってくるので、パンくずをあげました。打ち合わせ帰りなので、装いは白レース襟付き黒セーターとグレンチェックタイトスカートにハーフトレンチコート。30分ほどのち徒歩で仙台駅へ。途中、ホテル仙台プラザ跡地(今後、NHKが移転予定)を通り、ボスは感慨深い様子でした。
?11月8日
 娘と孫(1歳3か月)と宮城県美術館へ(東山魁夷展覧会)
 最終日直前ということで、平日にもかかわらず、大賑わい。中高生の課外学習も大勢きていました。東山画伯の絵画は、ちょうど自室のカレンダー(日経新聞のおまけ)でもなじみがあるせいか、孫もベビーカーから乗り出して指さし、喜んでいる様子。
 美術館へゆくということで、黒タートルセーターに東山画伯の絵画で多用される青味がかったグリーンのふんわりスカート。パールネックレスを襟元に、コートはツイードのケープ。
 「冬華」とタイトルの付いた雪景色の中の孤木と霧の中の太陽の絵が一番のお気に入り。また、晩年に描いた「木枯らし舞う」は、それまで多用していた深い東山調グリーンではなく紫色と黄色の世界。老境に達した色彩感覚なのかな、と感じ入りました。
 鑑賞後、お庭のカフェでランチ。風は冷たいけれど楽しいひと時でした。
?11月13日
 ボスと東京永田町の衆議院憲政記念館へ。「昭和、その動乱の時代」特別展ゆき。斉藤隆夫の昭和11年5月7日「反軍演説」「粛軍演説」は、録音もあり二二六事件後の緊迫した議場の様子がくっきり伝わってきました。昭和20年の降伏文書(複製)などの展示もあり、2時間以上かけてみました。直後の野田首相による衆議院解散の予告と相まって、改めて議会政治の歩みや傑出した斉藤隆夫議員の存在に想いをはせました。因みにこの日は、ネイビーとベージュのボーダーワンピースとトレントコート、茶色のトーク帽でした。あまりしっかり見すぎてお茶ものまず、お開きでした。

 この3件のどこが大人すぎるかって?登場人物の年齢です!でもいくつになっても、手持ちのワードローブを季節や場所や同行者とのバランスを考えて組み合わせ、たとえ短時間でも自分なりの素敵な時間にするって、楽しいです。明日は、「いい夫婦の日」みなさま、素敵な「大人すぎるデート」はいかが?