August 29, 2011

ソーシャルリーディング〜8月の本棚

 夏の終わり、猛暑とつきあったからだの疲れがでやすい時期ですね。すこしでも余裕時間をつくってこころとからだのメンテナンスをいたしましょう。
 あたしのところでは、生後1カ月の赤ちゃんとママがしばらく同居中のため、なにかと忙しく外出中だけがほっとひといき、という状態です。
 先日地震以来あまり片付けが進んでいなかった美里の実家に出向き、まずは古い本から整理しよう、と着手いたしました。そのなかから、はるか50年前の自分の愛読書を発見し持ち帰りました。ただし一番探したいと思っていた「小野忠孝」著の「谷間に3つの鐘がなる」(?)は発見できず。大体にして読んだのが小学校3年か4年ごろですから、題名もはっきりしていませんが…この児童小説の作者が長野県阿智村出身の詩人・童話作家であり、わがボスがジャーナリストとして取り組んだ中国残留日本人孤児問題の問題提起者故山本慈照氏の知人であったことが最近判明し、もう一度読んでみたいな、と思っています。
 さて、本日のタイトル、ソーシャルリーディングに関しては、日経新聞の本日付に取り上げられています。それによりますと、読書を一人静かに楽しむようになったのは近代になって本が手軽に入手できるようになってから、とのこと。それ以前は、教会などで神父や牧師が読み聞かせするのが一般的とか。ただ、西欧とは違い、日本の江戸時代はけっこう絵入り草紙や瓦版など個人も読書の機会があったと思いますが。ともかく、読書って、ひとりっきりで楽しむものではないな、と改めて思いました。そこで、このソーシャルリーディングですが、ツィッターとの連携で結構広がりを見せているようです。あらかじめ著者や出版元の許可を得て、本文を引用したりコメントを寄せあったり、楽しんでいるようですね。30代のころ、ママ友たちと読書会を開いていたことなどを思い出しました。新手の読書サークルと考えるとなんだか楽しいですね。
 さて、今月はなんだかんだとめまぐるしく忙しい合間に、推理小説を3冊読みました。すべて、柴田よしき著のものです。花咲慎一郎ものと呼ばれるシリーズです。元警察官、無認可保育所雇われ園長兼探偵事務所の下請け探偵が主人公です。推理小説ってめったによまないのですが、あまりにも忙しい日々の合間には楽しく気晴らしになります。
 講談社文庫刊 フォー・ディア・ライフ   柴田よしき著
        フォー・ユア・プレジャー
        シーセッド・ヒーセッド
 価格は、すべてブックオフ、古本で購入しましたので1冊350円でした。

August 17, 2011

定義山と秋保大滝

 連日の猛暑、昨日は仙台でも35度越えだったそうですね。お盆が明けて早いところではもう、夏休みが終わり今日から登校の小中学校もあるとか…この暑さでは通学も大変ですね。
 さて、15日のことですが、定義山参拝をいたしました。帰省中の長男一家と国道48号線の熊ヶ根橋から大倉ダムを目指し、ドライブ。大倉ダム付近は地震の影響からか片側一車線のみの交互通行。恐る恐るダムを覗き込むとだいぶ渇水状態でした。そこからまたしばらく進んでやっと西方寺の表示が。ここは、平家滅亡後に平重盛の重臣平貞能らがこの地へのがれて、安徳天皇と平家一門の冥福を祈るためにこの定義如来をまつったのだそうです。さらにその後貞能の重臣の末裔が1706年に西方寺として開山したのだそう。
 わたくしなどは、つい三角油揚げが有名なのでお稲荷さんかと思っていました。まったく違ってました。長命の水も湧き出ていてペットボトルに汲んでいるかたもいらっしゃいました。夫婦2株からなる連理の欅とよばれる縁結びの神木が有名で、縁結びや子授け、安産など一生に1度の大願は必ず聞き届けてくれるとの信仰もあるそう。
 参道の有名なお豆腐屋さんで名物の三角油揚げを食べ、次は、涼を求めて秋保大滝へ。訪れたのは夏の林間学校で出かけて以来の50年ぶりくらいかもしれません。長男の赤ちゃんも一緒なので、800メートル下って滝壺付近までゆくのはやめて、展望台から滝のマイナスイオンを浴びました。緑陰の茶屋の縁台で、ところてんやあんみつ、ずんだもちなどをそれぞれ食べて、観光気分を満喫。にわか雨なども降って、かなり山の気分。
 帰りは、これまた有名なお豆腐屋さんで竹豆腐を買い込み、さらに森の駅(?)産直所にて大きなスイカ、ゆでトウモロコシ、どっさりの野菜などを買って大満足の仙台郊外日帰り観光となりました。
 車を所有していないので普段はなかなか行けない場所ですが、改めてとっても近くにいい場所があることに感じ入りました。
 みなさまにとっては、珍しくもないかもしれませんが…もっと郷土の史跡を歩いてみたいな、と再認識です。
 暑さも今週いっぱいとか予報がでていますが、とりあえず、この猛暑を元気に乗り切りたいですね。

 

August 11, 2011

アボカドで、真夏のレシピ

 猛暑がもどってきてしまい、しかもしばらく続く模様。長い時間調理のための火をつかうレシピはなるべく避けて、アボカドが大活躍です。
この頃よくつくるのはつぎの3つです。
 1)海鮮サラダ
ムキ海老、ホタテ貝柱は食べやすい大きさにカットして、ニンニクみじん切り少々塩コショウをふって1分ほどオリーブオイルでさっと炒め、粗熱をとっておきます。キュウリ小口切り、ミニトマト、みじん切り玉ねぎ少々を準備します。とろっとしたアボカドのざく切り1個分、プレーンヨーグルトとマヨネーズ、しょうゆ少々で、おいしいアボカドディップをつくり、材料すべてを和えると、おいしい海鮮サラダアボカドソースの出来上がり!堂々主菜としての存在感を発揮します。
 2)グリーン・グリーンサラダ
 キュウリ、長芋は賽の目切り。塩ゆでのオクラとアスパラとピーマンも食べやすい大きさに揃える。チョリソーソーセージを小口切り。これらを全部、アボカド、プレーンヨーグルト、マヨネーズ、しょうゆのミックスディップで和えると緑色のきれいなサラダ出来上がり。時鮭のソテーと盛り合わせるとおいしい一皿。おもてなしの一皿にもなります。
 3)アボカドバーガー
 ハンバーガーのハンバーグ抜き。バーガー用のパンにからしバター少々を塗り、レタス、トマト、チーズ入りアボカドディップ(1と2でつくったディップにモッツアレラチーズ、サワークリーム少しをいれたもの)をたっぷり入れます。

 5年前他界した、父はアボカドが大好きでした。でも、あまり手をくわえないで、そのままたべるのがお気に入りでした。いろいろ作っても、やっぱりそのままが一番、となってしまっていましたが…。もうすぐお盆。たくさんの逝ってしまったかたがたを偲びたいとおもいます。