April 25, 2010

春の街歩き〜アートマートでお買い物

 やっと、お花見日和がやってきましたね。本日の仙台は、桜が満開。定禅寺通りでは「春のアートマート」サンモール一番町ではマルシェ・ジャポン仙台がそれぞれ開催されていました。
 錦町公園の桜をバックに2010年桜バージョンのポートレートを数枚撮って、Mデパートから知人の御退職祝いの品を送り、アートマートへ出かけました。うららかな日差しに誘われたそぞろ歩きの人波が、春の気分を盛り上げます。
 手書きの水彩画が素敵な葉書になっていたり、ビーズのアクセサリーや木のおもちゃ、エコバック各種、陶芸、木工品、その他見て回るだけでもとっても楽しいですが、なかでも、nocolierさんの陶器が素敵!湯のみ(カフェオレボウルにしてもよさそう)が1つ800円。内側が淡い青磁色で外側はトロッとした小麦色。ちいさくボタンのようなポチポチが数個ついているのもアクセントです。よくみたら小さなボタンにはかわいい目鼻がシンプルに書き込んであります。線描きなのに表情豊か。嬉しくなって、2個購入しました。(ちなみに、作者は利府在住の池田そのこさんhttp://sono.chocot.net)ただ今、このお茶碗にミルクティーをいれ、飲みながらブログ書き込み中…
 それから、水彩画がふんわり楽しい絵葉書2枚。1枚200円也。
もう一つ欲しいな、とおもったのは浴衣生地でつくったゆったりしたオープンカラーのシャツ。いいな、と思いお値段をたしかめたら、12000円!ちょっとお高いのでパスしました。そのあと、サンモール一番町まで歩き、マルシェでなすと胡瓜のお漬物も買い込み、研究員Aとともにさあ、早く帰ってお茶にしよう!と戻りました。楽しいイベントで、春満喫です。
 みなさまは、どんな春の一日をおすごしでしたか?今週はゴールデンウィークもはじまりますね。楽しい休日をすごしましょう!(でもそろそろ、農業関係のかたはお忙しいのかもね)

April 20, 2010

統計をもっと活用しましょう!

 先週は桜に雪〜本当に雪月花でしたが、やっと気温も平年なみ。弊社の窓から榴ヶ岡公園の桜が薄っすらピンクの林となっている様子が見えます。今週末が見ごろとも聞きます。例年、夜桜見物で千鳥が淵や六義園など散策していますが、今年はタイミングが合わずに見逃しました。残念!玄関先の小さな桜で我慢かな…。
 さて、わたくしはときどき、統計に関する研修などを担当します。昨年は、統計の活用などで何回かお声がかかりました。インターネットの普及や個人情報保護意識の浸透などから、統計調査も曲がり角にさしかかって久しいです。(以前は新任係長研修などで、マトリックス型の住民ニーズ調査などお伝えしていたこともありますが、最近はどうも接遇講師と思ってくださっているかたも多いみたいです)
 やはり公的統計は政策立案に重要なデータを提供し、そのニーズはきわめて高いはずです。だからこそ、精度はますます求められます。先日(平成22年3月29日付け)日経新聞で、経済統計の精度をどう高めるか、というテーマで慶応義塾大学教授の樋口美雄氏が分かりやすく解説した記事が載っていました。なかでも、公的統計の質に関する主なポイントが、参考になるのではないかしら。
 公的統計の質に関する主なポイント(樋口教授のまとめ)
?ニーズ適合性 利用者のニーズがどの程度みたされているか
?正確性 測定しようとする現象が正しく記述されているか(統計的推定値の誤差)
?適時性 情報が示す時点と利用者が利用できる時点にどの程度の差があるか
?解釈可能性 利用者がデータを理解し、適切に利用・解釈できているか(概念・定義の妥当性、説明のわかりやすさ)
?整合性・一貫性 概念・定義・分類などで統計間に食い違いはないか
?アクセス可能性 利用者が情報の存在を把握し、簡便に利用できるか
 以前、ある地域に「統計の活用」というテーマでお話をさせていただいたとき、終わってから担当の方が「この地域で町おこしに関する調査が、国の費用で行われることになり、独立法人の○○という調査機関が、ほぼ予算どおりの落札額で請け負った。その調査資料は分厚くてリッパな冊子となって戻ってきたが、実際の町おこし政策にはサッパリ使えない。多額の予算がつき、さぞ面白い調査結果がでるのだろうと期待したのに…」と嘆いておられました。?の解釈可能性や?のアクセス可能性に大きな課題が残ったと思われます。
 住民ニーズの把握や政策の効果性に関して、もっと精度の高い、しかも解釈可能性の高い統計が不可欠と思います。10年ほど前、住民バスの東北における魁となったI市の事業はわたくしもお手伝いいたしましたが、その効果性の検証が計画されています。関わった一人としてぜひ、精度の高い検証を、と楽しみにしています。

 
 

April 14, 2010

4月の読書案内

 やっと仙台も桜開花1でも強風と低温で見頃はまだまだ先でしょうか?
 昨日、新幹線で荒川静香さんをお見かけしました。トリノオリンピックの金メダルから4年、益々ご活躍中。若い男性が突然新幹線の通路でひざまずいたので、ビックリしたら、それが荒川さんへサインをお願いするためだったらしいです。すらりとしたパンツルックで爽やかでした。
 さて、今月の読書案内はいつもとちょっぴり毛色が違うかも…
1)日曜随筆 (月刊誌、通巻650号、2010年4月号) 定価600円
  日曜随筆社刊 編集人 宮下周子他
  この編集人名で心当たりのある方も多いでしょう。コンサル仲間の歴史文学通の方です。さまざまな活動をされているようですが、今回650号記念誌のテーマが「蘇る日曜随筆ー私はなぜ書くのでしょうー」です。このテーマにて、宮下氏もコンサルティング能力養成研修について一文を寄せています。なかなか洒落た文です。オススメです!お問い合わせは日曜随筆社電話022−364−7856へ。
2)犬が星見た ロシア旅行 武田百合子著 中公文庫刊724円税別 これは、夫で作家の武田泰淳氏とその友人竹内好氏と一緒に旅した紀行文。読売文学賞受賞。いまでいう「天然」の百合子さんが何事にも新鮮に屈託のない思いを綴っています。
3)旦那の意見 山口瞳著 中公文庫刊800円税別
 1995年に亡くなった作家ですが、わたくしの大好きな嵐山光三郎さんの系統。「血族」で菊池寛賞のエッセイです。軽妙洒脱、綺羅利と光る警句。ちょっと昔の日本の男性像がくっきり。
4)ハナコ月記 吉田秋生 筑摩書房刊700円 税別
 これは、マンガです。しかも1988年から1994年まで月刊誌ハナコに連載の。バブル真っ盛りの頃のカップルの日常。今とは随分時代の気分が違いますが、結構好きです。
 以上、新年度でお疲れの皆様にも憩いの読書、となるかもしれないなど思いつつ、ご紹介でした。

April 01, 2010

多摩住民自治研究所のイベント

 今日から新年度。あいにく空模様は曇りから雨とか。でも気温は先日来の寒さをやっと抜け出しややすごしやすいですね。
 本日入社、入庁の皆様、おめでとうございます!そしてご栄転のみなさまも、新しい部署でさらなるご活躍のスタートですね!ワクワク、どきどき、ときめきを感じていらっしゃることでしょう。
 一方、わたくしのところでは3月中旬から出張続きで、ブログ更新もできず失礼致しました。新年度スタートを期に、またペースを取り戻します。よろしくお願いいたします。
 さて、本日は、NPO法人多摩住民自治研修所のイベントのご紹介です。このNPO法人は、旧東京多摩地区自治体問題研究所といい、すでに35年以上の活動実績があり、東京・多摩地区の住民と自治体職員・研究者の協働で設立され、地域や自治体の理論研究や調査を実施しているそうです。詳しいお問い合わせや内容紹介は、Eメールtamajitiken1972@yahoo.co.jpまたは、HPアドレスwww.geocities.jp/tamajitiken/tamaken.htmへ)
年1回の大きな学習イベントがあり、今年は4月24日土曜から4月25日日曜の2日間、小平市福祉会館などで第27回三多摩自治体学校in
こだいらが開催されます。
 主なプログラムは、1日目が「青葉・若葉の玉川上水を歩く」「記念講演1」「分科会・映画会」2日目が「分科会」「記念講演2」など。
 市民、研究者、地方議員、自治体職員、学生など誰もが自由に参加でき、街づくりを学ぶ試みです。参加券は、2日券1500円、1日券1000円。(記念講演1は、当方のボスの講演”人間は何を食べてきたか”です)
 こういう取り組み、わたくしたちもやりたいですね!わたくしも職員研修など政策形成を講義することも少なくありませんが、市民のかたがたや学生、研究者などもっと輪を広げて…。
 今年度は、10年ぶりにOBによる宮城県市町村研修所のコンサルタント能力養成研修研究成果の検証活動も予定されていますが、携わった1人として、とても楽しみにしています。
 市民協働の取り組みをかたちばかりに終わらせないためにも。