September 22, 2009

連休ご飯

 5連休楽しんでいらっしゃいますか?おだやかなお天気で暑からず寒からず、よい季節です。
 先日、県北の出張先から戻りのローカル線沿線では、数箇所で秋の運動会風景が見られました。保育所か幼稚園か、また小学校かも。万国旗の下、可愛い体育着に身を包んだ園児や児童が走ったり、ダンスしたり…スポーツの秋ですね!
 楽天もクライマックスシリーズ目指し連日熱戦を繰り広げていますし…楽しみです!
 今回更新のタイトルどおり、我が家は5連休には遠出もせず、夕方になると集まってご飯会です。
 1)栗ご飯中心メニュー
 ?栗ご飯 シンプルに栗と昆布、塩少々で炊きました。栗の美味しさたっぷり!
 ?芋蛸煮 日本一美味しいとうわさの志津川産水たこを頂いたので、最初の日はカルパッチョ、翌日はパスタ、3日目に煮物です。里芋は仙台朝市で購入した土つきのリッパな大きさのもの。面取りして下湯でし、蜂蜜、醤油、生姜でことこと。盛り付けには茹でたオクラも添えて。
 ?秋鮭の塩焼き 生鮭切り身を塩降り焼きに。付け合せに焼き椎茸のガーリッククリーム添えとグリーンアスパラ。
 ?なめこと揚げの味噌汁
 ?葡萄

 2)パスタ中心のメニュー
 ?前述の水たことベーコン、マッシュルーム、玉葱、トマトのパスタ。仕上げにパルミジャーノレッジャーノ をけずります。 ?チキンソテー チキンもも肉は皮目にフォークで穴、厚みを切りそろえ、塩胡椒と梨の摩り下ろし汁につけおき、30分程度おいてから、大蒜とオリーブ油でソテー。付け合せに水菜とトマトのサラダを添えて。
 ?ブルスケッタ風にフランスパン薄切りにガーリッククリームトーストを
 ?玉葱スープ(市販品)
 ?梨、抹茶小豆ロールケーキ

 何の変哲もない夕食でもみんなで食べると美味しいですね!
 

September 15, 2009

9月の読書案内

 定禅寺ジャズ・フェスティバルも終わり、すっかり秋めいて来ました。明日はいよいよ民主党の総理大臣誕生、季節ばかりか時代が動き出しています。しっかり注視してまいりましょう。
 今週末は秋の5連休、シルバーウィークです。楽しい計画が沢山あることでしょう!楽しみですね。でも、お家でのんびり読書のかたがおいででしたら、こんな本はいかがでしょう?
 ?小説永井荷風伝 佐藤春夫作 岩波文庫 700円
 断腸亭日乗全7冊を古書店で買ってから、なにかと荷風先生の関連本が目につきます。「田園の憂鬱」で売り出し、谷崎潤一郎夫人千代さんとの劇的な顛末でも知られる佐藤春夫は、麻布の偏奇館への出入りが許された数少ない文学者の一人です。小説仕立てといいながらほとんどドキュメンタリーのよう。
 ?勝者に報酬はない・キリマンジャロの雪 ヘミングウェイ著
  新潮文庫   552円
  このところ第何次かの私的ヘミングウェイ・ブームです。
 ?女ひと 室生犀星著 岩波文庫 600円
  室生犀星も好きな作家のひとりです。これは、晩年のエッセイ。人生の秋(または冬?)を感じさせるものです。
 ?民藝四十年 柳 宗悦著 岩波文庫 860円
 先週、東京駒場の日本民藝館を訪ねました。4月に前田侯爵邸と日本近代文学館を訪ねたとき、時間切れで入れなかったものですから。(どちらも近接しています)それで触発されました。

 9月は、全部文庫ばかりとなりました。気軽に読めて価格は安く場所をとらず、文庫万歳!です。

September 07, 2009

交渉のヒント

 さあ今週も頑張ろう!と思わせてくれる秋晴れの月曜日。日差しは強いけれど、ときおり爽やかな風が吹き抜けます。
 先週は史上初の政権交代でもちきりでしたね。来週いよいよ誕生する民主政権が、選挙で勝ち得た「契約的信用」から早速「能力的信用」を具現化するプロセスを見守りたいところです。
 さて、本日は、交渉のヒントについてです。
交渉において、即座に合意し互いにwin-winの関係が築けることは理想ですが、現実には、拒否やすれ違いで交渉決裂となることが少なくありません。そこで、交渉にあたって、ヒントとなる事柄を少しまとめてみました。
 win-win とは、相手と自分双方の利益をはかる決着点であることですが、そのためには次の3点をあらかじめ整理しておきましょう。
 ?何を譲るか
 ?何を努力とみとめるか
 ?何を遂行したいか
 なので、こうした3点について、最高目標と最低目標を準備しさらに交渉のための優先順位を考えて臨みましょう。住民のかたとの交渉、業者の方との交渉、上司との交渉…どの場合でもどちらかが一方的なwinを勝ち取ってしまうことは、かならずしもよい交渉とはいえません。
 また、交渉をしようにも相手が一方的に拒否してしまう場合は、なぜ拒否するのかという動機を分析します。おおむね拒否の動機は次のように分類されます。(HAマレーの心理的欲求)
 ?優越(他者をコントロールすることで優越感を実感) 
?所属(自分をわかってくれる仲間がほしい) 
?服従(秩序ある集団の上位者に服従して自分を守る) 
?防御(敵意から自分を守る) 
?達成(難しい課題をクリアしたい欲求) 
?露出(他者に注目されたい) 
?攻撃(相手を自分に屈服させたい)
?自律(自分のことは自分で自律的に判断したい) 
?慈愛(弱者への同情や援助をしたい欲求) 
 こうした背景を分析した上で交渉ができると、一歩も二歩も前進すると期待されます。
 

September 01, 2009

政権交代の秋

 歴史的といわれる選挙が終わりました。選挙関連のお仕事の方々、お疲れ様でした。開票作業もずいぶん迅速でしたね。
 民主党政権となって、行政の方向性はかなり変革されることと思います。前回郵政選挙で「小さな政府」へ振りぬいた舵は、今回の選挙で「大きな政府」的方向への舵取りとなったのかもしれませんね。
 マーケティング学者のコトラーは、公共サービスや行政サービスには、社会を変革する目的をもつ側面があるといいます。そして、社会を改革ステップとは、次の4段階があると。
 ?認知の変革…新しい情報を提供し、望ましい目標について認知を促す(最近で言えば、新型インフルへの認知など)
 ?行為の変革…一定期間内に多くの人に特定行為を採用させる。(新型インフルでは、マスク着用や手洗い励行。有料ゴミ袋の導入、献血など)
 ?行動・習慣の変革…住民自身に自分の幸福のために行動パターンを変えさせること。生活習慣等の変革を促すことで、予防したり健康長寿などを具現化。(メタボ予防、禁煙、食習慣改善など)
 ?価値観の変革…住民や国民の心に深く浸透している信念や価値観を変革させること。(人種差別、男女差別、エコ意識、食の安全など)

 第45回総選挙では、このうち?と?が深くかかわっているように思います。
 すなわち、少し前から始まったマニフェストの発表という認知の変革が、まず大きな要因。「勝たせてください」と土下座するばかりの候補者を選ばなかった有権者が増えてきたことは、認知の変革かもしれません。
 また、行為の変革については、期日前投票の簡便化や利便性の高い場所の提供が大きくかかわっているかもしれません。
 
 政権交代で早速、概算要求の見直しがかかるようですし、いま、変革のときをむかえているようです。