May 28, 2009

ミュージックレストラン、読書案内

 とってもしばらくぶりの更新です。更新できなかった理由は2つ。めずらしく仕事のスケジュールがいっぱいだったのと、同居の次男がウイルス性胃腸炎でダウンし高熱がでてしまったのとでした。(今の時期高熱がでると、すわ!新型インフルでは…とビクビクしましたが、大丈夫でした)
 ところで昨日は、東京新橋のドイツミュージックレストラン、アルテリーベで食事をしました。ここは、オペレッタの生上演が売り物となっている美味しいドイツ料理のお店。30分の上演は、すばらしい声量の歌手兼ウエイター、ウエイトレスが担当。出し物の後半は客席へもお誘いがあり、ラインダンスやワルツを一緒に踊ったりするもの。音楽料1人1500円が加算されます。メニューはジャーマンポテトやロールキャベツ、ソーセージ料理などお手頃価格で美味しいし、ビールはドイツ風の様々な種類が楽しめるようです。(新橋駅から徒歩5分程度。電話03−3519−7007)山小屋風の内装がなんだか懐かしですよ。
 つづいて5月の読書案内です。
1)奇縁まんだら続 瀬戸内寂聴著 日本経済新聞社刊 1900円(税別) 昨年の暮れまで日経新聞土曜日の連載でわたくしも愛読しておりました瀬戸内氏の出会った作家・文化人のかたがたとの思い出( 草野心平 有吉佐和子 森茉莉 淡谷のり子 …)それぞれのエピソードが面白くて読み始めたら止まりません。
2)こんな感じ 群ようこ 幻冬舎刊 1400円 (税別)
 なんとなく作者の日常に近いと思われるエッセイ風の小説。私小説ともつかないかもしれませんが。アラ5(50歳周辺)女性3人の不思議な生活と存在感たっぷりの野良猫との交流。わたくしからすると妹たちの年代のおはなし。ほのぼの、ちょっと哀切ってところです。

 あすは、県庁6階で統計にかんする短い講義を担当します。お会いできるかたもいらっしゃるかもね。


May 20, 2009

平易な病院言葉への言い換え

 連日新型インフルエンザ感染者情報がトップニュースとなっています。ご担当の方々はリスク管理に大忙しと存じます。関西での感染がいつなんどき宮城や東北に飛び火してもおかしくない状況ですものね…先週念のため買ったマスクが必携にならないといいのですが。
 ところで、明日は医療職関係の研修を担当いたします。その中の一部、「一般患者が間違いやすい病院言葉の平易な言い換え」をご紹介いたしましょう。
?せん妄…病気などのために言葉やふるまいに一時的混乱がみられる状態
?レピシエント…移植手術で臓器などの提供を受ける人
?寛解…症状が落ち着いて安定した状態
?ショック…血圧が下がり、救急治療が必要な危険な状態
?頓服…決まった時間でなく、症状がでたときに薬を飲むこと
?潰瘍…病気のため、体の一部が深いところまで傷ついた状態、ただれ
?腫瘍…細胞が異常に増えてかたまりになったもの
?メタボリック・シンドローム…内臓の脂肪がたまることにより、様々な病気を引き起こす状態
          (国立国語研究所調べ)

 同じ単語でも、一般に使う意味と医学的な意味で使う場合とでは内容が違う場合、曖昧なまま言葉として勝手に使われている場合など、医療者と患者・家族の間に上手くコミュニケーションがとれていない場合も考えられます。わたくしなど?のショックに関して誤解していました。?頓服もけっこう曖昧な解釈でした。インフォームド・コンセントなどで、こういった言葉を分かりやすく言い換えるには、語数も多くなるしセンテンスも長くなり面倒に思って専門用語を多用することがあるとしたら、課題が多いなと感じています。
 一般の生活者が無理なく理解できる説明が、医療満足へのヒントではないかしら、と考えています。
 外は、すてきな五月晴れです。はやく新型インフルエンザ流行が終息するといいですね。

 

May 12, 2009

外部監査と行政評価

 本日付の日経新聞23面の経済教室欄には、「自治体の外部監査強化を」と題して、関西学院大学教授で総務省「地方公共団体における内部統制のあり方に関する研究会」メンバーでもある石原俊彦氏が記述しておられます。その骨子は、以下のとおり。
 地方分権改革推進には、行政体制整備が必要。体制整備では、?マネジメント(経営管理)?ガバナンス(統治)の2大システム構築が不可欠である。
 マネジメントとガバナンスのシステム構築には、自治体内部の組織改革と外部からの監査機能強化が大事である。
 内部統制は、民間企業、特に上場企業で求められ具現化しつつある。これからは、民間だけでなく自治体にも求められる。それは、首長や職員による不祥事の頻発により、住民の行政への信頼失墜を招き、そのことが分権改革推進を妨げているから。
この内部統制の目的とは次の4つ。
?業務の有効性・効率性
?財務報告の信頼性
?資産の保全
?コンプライアンス
 自治体の公会計改革は、総務省主導で2006年から本格化し今年秋にも人口3万人以上の自治体で決算書公表が予定されている。
 自治体では、首長のトップマネジメントで内部統制を図るだけでは、十分とはいえず、ガバナンスとして監査機能が重要と思われる。07年の第29次地方制度調査会では、監査委員会機能の強化ン関する議論もスタート。しかしながら、現行制度は二重構造、「おかざり」の制度など課題を抱えている。そこで英国の事例なども参考に、外部監査強化のための自治体監査基準設定を提案する。
 ポイントは5つ。
?監査概念の明確化(検査、審査との区別計画化)
?監査目標の具体化
?効率的な監査の実施(内部統制概念の導入)
?リスクアプローチ(予防的リスク対応型)を活用した戦略的監査の実施
?IT化の推進
 (平成21年5月21日付け日経新聞23面より一部抜粋)

 提案ポイントの?効率的な監査の実施、の項目にご注目ください。すでに多くの自治体で何らかの形で取り組んでいる行政評価、なかでも事務事業評価ですが、その後、どのようにご活用ですか。公表しアカウンタビリティを向上させ、組織改革や予算、さらに人事評価との連動など様々に活かしていらっしゃることと存知ます。
 この?の「内部統制概念」部分は、まさしく事務事業評価をそのまま活用できます。(もともと、内部統制としての意味を事務事業評価が担っていたともいえますから、いまさら目新しいことではないかもしれませんが…)そして、外部監査の充実を図りたいところです。
 資産保全や負債管理は公会計改革の目玉であり、そのことでより透明化がはかられるのは住民にとって大きな喜びです。ですが、資産と負債だけでなく、政索・施策目的の達成や事業をとおして生れる住民と自治体との共感・協働も大きな”資産”であることを外部監査にきちんと反映するためにも、内部統制に事務事業評価を活用していくべきでは、と感じています。
 

May 09, 2009

猫カフェ、G研、咲かない芍薬

 前回は、連休前半の過ごし方をご紹介しましたが、後半にあたる5月5日に、仙台にできた猫カフェを娘、嫁、わたくしにて訪ねました。長男も途中まで同行したのですが、「猫は大好きだけど猫カフェなんて、イヤだ」と彼一人別行動。
 国分町のとあるマンションの1室がくだんの猫カフェです。探し当てて、おっかなびっくりチャイムを押すと、かわいい猫を抱いた女性がお出迎え。まずは、利用の説明を受けて、両手をよく洗い、消毒もして、さっそく中へ。料金は1人1時間1000円。延長もあり15分毎200円追加。飲み物はセルフサービスでお代わり自由です。さっそく、元気のよい白猫ちゃん(全部名前がありますが、ここでは匿名にしますね)が、挨拶代わりに近づいてきたり、毛足の長いすてきなボス格の1匹が悠然と室内を歩き回り、猫タワーにはそれぞれお昼寝中の尻尾だけがブラリと見えたり…。猫嫌いの方だと、何が楽しいのか、と疑問いっぱいでしょうが、猫好き&猫飼えないマンション住まいのわたくしたち3人には、もう、見てるだけで幸せ。ちょうどわたくしたちが訪ねた時間は、お客が私たちのみで、貸切状態。フラッシュを切れば撮影もOKとあって、様々な猫写真を沢山撮って、ジュースを1本ずつ飲み、丁度1時間。折りよく次ぎのお客(若いカップル)がいらしたので、3人とも大満足で外へ。雑種の猫が多く、それもよかったです。だけどやっぱり猫はお疲れかもね。(興味のある方は☎022−211−5628へお問い合わせください)
 さて、昨日は、ほぼ1年ぶりにG研(行政問題研究会)の飲み会があり、わたくしを含め8人が集まりました。美味しく食べて飲んで、近況を報告しあい、あっという間の4時間!思えば、この会も発足以来9年が過ぎようとしています。楽しい仲間と楽しい時間、本当に出会いに感謝!!です。でも本日田植え予定のメンバーの方々は今朝眠かったかもね!? また、会いましょう。
 今朝は、次男が休日出勤なので朝6:10には起きて朝食。外は爽やかでなんでも6月並みの陽気とか。朝早くに、家事を済ませ、新聞をじっくり。TVニュースでは、ついに新型インフルエンザに3人感染と伝えています。国内でのおおきな流行にならないといいのですが。
 ところで、5日前に買った芍薬が大きな蕾のまま、ちっとも咲きません。水揚げが悪いのか、と水切りや深水など試みたのですが。咲かない蕾って、なんだか可哀相な気がしませんか。もう1日手をつくしてみましょう、と咲きかけの芍薬を買おうか、迷いながら数日経ってしまいました。がんばれ、芍薬!
 みなさま、すてきな5月の休日を満喫してくださいませ。

May 04, 2009

連休前半の過ごし方

 爽やかな晴天続きの連休も後半…お天気も少々下り坂ですね。新型インフルエンザの世界的流行情報も気になるところ。自治体関係の方々は、お休みどころではない警戒態勢かもしれません。
 そんななか、楽天球団創設以来の連勝にスポーツニュースが楽しく、ちょっと元気をもらえる気分。これこそ満足の3要素、”共感”の具現化ですね!
 さて、今年のゴールデンウィーク、4月29日からの過ごし方をご紹介いたします。
 4月29日 東京行き(9:26発にて)
       ボスと合流〜美味しい中華料理のランチ
       午後、京王井の頭線駒場東大前駅で下車し
       駒場野公園、前田侯爵邸跡、日本近代文学館見学
       木立が深く、静かな佇まいの素敵な場所です。
       (前田侯爵邸は、土日祝日のみの公開)
       近代文学館では、太宰治が川端康成に「芥川賞ほ       しい」と出した手紙や、三島由紀夫、林芙美子、
       前田夕暮その他の生原稿や葉書、手紙など興味深       い資料がいっぱい!
 4月30日 12:37分着にて仙台戻り
       戻ってすぐに大掃除、その後午後3時すぎ長男        夫婦帰仙〜紅茶とお菓子
       夕ご飯は、長男夫婦、近くに住む長女夫婦、次男
       と6人で近くの天麩羅屋さんにて。
       夜、若い人たちは街で飲み会、わたくしは休む
 5月1日  ゆっくり起き出し、長男夫婦はアウトレットモー       ルへ。わたくしと次男は家でのんびり。
       夕ご飯;ハンバーグ、ポテトサラダ、茸ソテー、       グリーンサラダ、なめこの味噌汁、デザートは、       苺とチーズケーキ
 5月2日  朝起きたら、次男の友人も泊まっていてみんなで
       イタリアンな朝食:タリアテッレのトマト、小松       菜、ベーコン入り生クリームソース、ポルチーニ       茸のリゾット、パスタ・ジェノベーゼ、茸のコン       ソメスープ。作って、片付けて、着替えて10:       40発ローカルにのって、長男夫婦と3人で私の       母宅訪問と墓参りへ。(大忙し!)
       夕方戻り、長女と合流しパルコ上のアジアンなお       店で夕ご飯
 5月3日  なんだか疲れて、午前中ゆっくり。新聞や読書。
       午後は快復し、久しぶりでエアロバイク運動など       1時間少々。
       夕ご飯は、皆それぞれ、予定があり私と次男2        人。 サツマイモと人参、隠元の煮物、レタスを       いっぱい盛ったピリ辛豚丼、豆腐の味噌汁
  
 うす曇の今日は、次男も友人と出かけ、私1人、ゆーっくり、やっとブログも更新です。ワイワイ、がやがや、楽しくそして
忙しいけれど、春真っ盛りのゴールデンウィークをエンジョイです。みなさまも、どうぞすてきな骨休めをなさってくださいね!