October 27, 2008

トヨタ方式の業務革新

 26年ぶりの平均株価7200円割れ、気になりますね。衆議院解散総選挙も先送りされる可能性が濃厚です。年末にかけての政治や経済の動向、しっかり注視してゆかねば…
 そんなこのごろですから、NECでは、オフィスの書類やデスク、文房具管理にトヨタ方式を導入するとか。本日の日経新聞に取り上げられています。(日経11面より)
 どうするのかというと、机の上のパソコンや書類を仕事の流れに沿って効率的に再配置し、動線の効率化を図るやり方です。文房具管理では、部署ごとになくなった文房具をあらかじめ準備してあるカード等に記入し、専用ポストの投函し、文房具を調達するのだそう。こうすることで文房具のため込みを防ぎ、調達コストを削減。NECでは、2010年までに文房具の年間調達コストを3分の1にすることを目指すのだそうです。
 紙やボールペンなど、文房具はつい多めに準備してしまいがちですが、各部門でそれぞれ多めに準備してしまったら、つもり積もって、費用がかさむ。また、潤沢にあると粗末に扱ってしまうなども防げそうですね。
 また、机や書棚も整理すると、クリアファイルを再利用したり、空きスペースも増えたり、休眠資料も発見されたり。
 経済危機のいまこそ、なかなか進展しない間接部門の業務改革を、思い切った物理的な業務革新を導入する時期ではないでしょうか。そうすることで、ピンチをチャンスに変えられるかも知れません。
 行政の仕事は、大部分が間接部門ともいえます。ご参考になさってください。

October 21, 2008

出雲から届いたものは…

 ?彩雲堂の「松平不味公好 若草」という美しいお菓子
 ?出雲大社の「縁結び」お守り
 ?野津めのう店のめのうペンダント
 先日、夕日の美しい宍道湖と出雲大社、松江城などを周ってきたボスが送ってくれました。松江はボスが会社に入りたてのころに赴任した場所だそうです。日本国中神無月のいまは、出雲地方のみ神在月とか。きっと、送ってくれたお守りもいつの時期のものよりご利益がありそう!と喜んでいます。めのうは、古代の勾玉を思い出させる神秘の色合い。ヤマタノオロチやスサノオのみことたちも、きっとこの深い翠いろに魅せられたことでしょう。ちなみに、三種の神器の一つ「八坂にの勾玉」は、この地で奉献されたものをスサノオが天照大神に献上したと伝えられるのだそうです。
 神話のふるさと出雲へは、羽田空港から1時間20分でいけるそうです。みなさま、秋の旅行にいかがでしょう?

October 20, 2008

歳月の贈り物

 アンチエイジングが盛んです。お洒落な消費といえば一昔前までは、F1(=マーケティング用語で20歳から24歳までの女性層)の動向がもっとも重要視されました。花も盛りのF1ですね。ところが、少子高齢化の昨今、団塊世代も還暦前後、アンチエイジングに関心が高まり、化粧品も婦人衣料も、相当にこの世代がターゲットになっています。高額の化粧品や、各種サプリメント、旅行、趣味など。新聞には時々、懐かしい名作映画のDVDボックスのメールオーダーも広告され、思わず注文したくなります。
 過ごしてきた歳月が、様々なかたちでわたくしたちに「贈り物」をくださっているように思えます。そう考えたら、いつのまにか増えた皺とかシミとか、ガタがきはじめた身体とか、決して嘆く必要はないように思います。だって、楽しかった経験や哀しかった出来事、辛かった事柄などが、貌や身体に「歳月の贈り物」として痕跡をしるしているのですのもね。
 だからこそ、毎日大事に暮らさなくっちゃ!と考えます。
    
 ところで、先週は青森へ出かけました。企業の経営者の方々としばし情報交換いたしましたが、みなさま、とっても元気!でした。東北の景況感も最近下降傾向ですが、意気盛んな経済人が頑張っていらっしゃる様子が嬉しかったです。
 ちなみに、青森土産にわたくしが買ってきた品はどれも家族に大好評でした。
 ?青森駅前の朝市(今はビルの地下にありました)で新鮮なキンキ(1尾2500円→500円値引きしてくださり、2000円でした)大きすぎて、魚焼きグリルに入らず、半身ずつに捌いて塩焼きで頂きました。トロットロで、身が真っ白で美味しい!
 ?林檎チョコレート ホワイトチョコに林檎のフレーバーいり。パッケージが小さなダンボール箱風で、そのまま宛名を書き郵送も可能なもの。当家でそのパッケージが大好評でした。
 ?石坂洋次郎氏(作家、青い山脈など)命名による「バターせんべい」 小ぶりの麦せんべいで、ちょっとバターの風味があり、しっかりしたお味です。
 ?林檎マスコットつき耳かき(竹製)
  ふわふわのボンボンの代わりに可愛い林檎のマスコットがついています。250円だったと思います。これも、可愛いと絶賛を浴びました。
 



October 14, 2008

株式市場を読み解く心理学…

 アメリカのダウ平均に続き、日経平均も史上最大の上げ幅とか。(1日の上昇率)
 G7の決議を受け、各国ともちょっと一息ついた格好ですね。それにしても、先週末からの乱高下は、不安心理を反映した感がありますね。
 実体経済もジワジワと世界不況の影がさしてきているような昨今ですが、こうなってくると途端に、百貨店の売り上げに影響が出るようです。そういえば、わたくしも最近、デパートで購入するのは、化粧品の一部とたまの贈答品ばかり。
 この秋のファッション傾向もグレーカラー中心で、自分のクローゼットを探すと少し前のグレーの洋服が今年は出番がありそうです。すると、やはりお洋服の新調は見送りかな。
 市場の緊張感は、こうして微妙にわたくしの消費モティベーションを冷却します。韓国では、そんな負の連鎖を断ち切るため、消費拡大を奨励している、などのニュースも伝えられました。
 そんなこんなで、株式市場をウオッチしていると、鍵は心理学的な分析にあるように感じています。
 (だけどよく考えたら、わたくし個人の消費の冷え込みは、単にビンボーだからでした…)
 あすは、青森へ出張です。グレーの洋服に白ブラウスをコーディネイトして参りましょうか。
 
 
 

October 10, 2008

バトンタッチ

 連日の株安、下落が止まりませんね。思えば2005年秋ごろから、ボスと株式の研究をはじめ、最盛期は2005年冬かな。その後、ホリエモンショック、ムラカミファンド事件が続き、2007年にはサブプライム・ショックの始まり。ほとんど、整理してしまい、しばらく株式はウオッチングのみとなっておりました。そしたら、今年秋はもう凄いことになっています。アメリカを中心とする経済は、失われた○○年へと突入ですね。
 日本経済がやっと失われた10年を脱出したというのに。
 はたしてこの連鎖は、どこまでゆくのか、本当に心配です。
 政治の世界ではバトンタッチしたばかりの自由民主党政権、これからバトンタッチに臨むアメリカの主導権争い(アメリカ大統領選挙)。
 そういえば、北京オリンピックの男子リレーはバトンタッチミスから、有力チームが決勝へ進めず、日本男子チームが奇跡の銅メダルでしたね。なんか、象徴的に感じるのはわたくしだけでしょうが…。
 ちなみに我が家でも、バトンタッチの時期が訪れています。長女の結婚に続き、長男も結納が2週間後ですし、次男も何やら素敵な出会いがある様子。どうやら若い世代へバトンが渡りつつあります。
 渡した後の走者はところで、休むのでしょうか、それとも消えるのでしょうか。
 アメリカ主導の経済の行方とともに、なんだかバトンを渡した後が気になっております。
 さて体育の日を交えた3連休、スポーツの秋まっさかりですが、急な運動でお怪我などなさいませんよう、しっかりストレッチをしてから臨んでくださいね。