April 28, 2008

日経テスト実施だそうです

 昨日の日経新聞にお知らせが掲載されていました。9月21日に全国7都市で「日経経済知力テスト=略称日経テスト」を実施するとのことです。出題数100問、全て4択。受験資格は経済、ビジネスに関心のあるかたならだれでも。申し込みは6月2日から8月18日まで。受験料5250円。詳しくは
http://ntest.nikkei.jp/
だそうです。仙台にも試験会場があるので受験しやすいかもしれませんね。
 監査委員会も設置してこのテストの構成な運営と出題内容の適正化を期するのだそうです。
 ウーン、こういうのやりたかったなあ…とちょっと思いますが、やはり小さな会社ではむずかしかったかな。ご興味のある方はチャレンジしてみては?
 因みに例題がのっていましたので一問転載します。
Q1 最近、街を歩いていて下記の現象が気になった。あなたが新聞記者だとして、これらの現象からどのようなテーマで記事を書くのが適当か、最もふさわしいものを下の選択肢から選びなさい。(1つのみ)
 現象 ・都内のタクシー台数が増えている
    ・コンビニに置いてある栄養ドリンクの数が増えている
    ・銀行に行ったら生命保険を取り扱う窓口があった
 選択肢?都市生活の利便化?高齢化社会への対応?顧客起点の企業戦略?進む規制緩和

  回答は次回更新にて。
 楽しいゴールデンウィークをお過ごしください!

April 24, 2008

行政ネット調査の可能性

 わたくしのところでは、社会調査の実践付き研修をよく担当いたします。お手軽コースとして2回の研修が多いです。第1回めで、?調査目的の明確化?調査結果を予測した「仮説構築」?調査設計書づくり?調査表作成までを1日で実習。ほぼ2週間程度ののちに20サンプル程度をもちより第2回研修にて?集計?分析?レポート?仮説検証?二次分析など。ポイントは、バーチャルではなく、一つ一つの過程をしっかり見極めながら、進めるコミュニケーション・ツールとしての社会調査、としての位置づけです。
 一方でで最近、ネット調査が手軽になってきました。ネット調査の最大のメリットはスピードアップです。そしてコストが抑えられることも。さらにはスクリーニングと呼ばれる対象者の抽出の容易さも見逃せません。最近では動画も配信してより楽しい、ストレスのない調査も可能ですね。ただ、なんといっても母集団がネットユーザーに限られるという大きなデメリットがあります。関東周辺のおおむね50歳以下の回答者が中心になって仕舞うことが多いのです。また、モニターのなかにはアルバイト感覚で、調査主体が欲しい回答をしがち。したがって、行政にとっては、留意点の多い調査手法と言えます。
 それでも、この手法は、「仮説」をたてるためには、有益な手段となる可能性がおおいにあります。パブリックコメント、グループインタビューなどには、これから一層、ネット調査の使いこなしが必要になると考えられますね。
 さらに研究してゆくべきテーマと思います。

April 22, 2008

もと在籍した会社

 本日の日経新聞には、「小糸工業、前期経常利益黒字20億円…」と報じられ、わたくしが20代のころ横浜本社勤務した会社名が目に飛び込みました。
 途端に、東海道線戸塚駅を少し過ぎたところで車窓から見える大きな社名看板、駅から会社まで乗った神奈川中央交通のバス、大きなコンピュータ室、所属した制御技術部の仲間の顔などがつい昨日のことのように思い出されます。かれこれ35年は前のことです。当時、わたくしが携わったのは交通信号機の踏み切り連動システムや光感知で交通量に感応する交通信号システム、デマンドバスとデマンド受信バス停留所表示盤などなど。まだ紙テープのコンピューターで、トラブル時は2進法の割り算をしながらミス箇所を探し、修復したりの日々でした。中央制御による街の交通プランづくりは、なかなか楽しかったものです。また、いまでは当たり前に路線バスなどが実施している信号待ち中のエンジン停止による排気ガス量削減を算定してリポートにしたこともありました。
 毎日わくわく、ドキドキ。一生懸命設計したつもりの踏み切り連動信号システムは、過密な列車ダイヤとの折り合いが超難しく、何度やっても、「これじゃ、衝突事故起こしちゃうよ!」と叱られたり、女性の出張では宿泊時に何かあったら大変!と名古屋や大阪までに限られたり。
 こんな風に思い出すとキリがありません。わずか4,5年でしたが沢山の経験をさせていただいたと感謝しています。
 その会社が、相変わらず頑張っている、と言う記事はなんだかわたくし自身ももう少ししっかりやらなくっちゃ!という気にさせます。
 内館牧子さんは、三菱重工のOLさんを長く勤めたのち脚本家・作家に転身されたそうですが、会社を辞めてからかなりの年月を経てもやはり、在籍した会社を、つい「ウチの会社…」と会話してしまうそうです。
 自分を育ててくれた会社、という意識は、案外誰しも持っているものですね。
 
 

April 18, 2008

「定時に帰る仕事術」から

 以前購入した書籍「定時に帰る仕事術」ローラ・スタック著ビレッジブックス680円を改めて手にしています。効率UPの裏技アイディア満載なので。わたくしの苦手な整理整頓の項目は、気付いたら机やテーブル上が満載となりやすいことから、折り折り確認します。ちなみに、見出しから、その一部をご紹介いたしましょう。
 23未決のアイテムやあとで必要になる書類の整理法を知っている (108ページ)
 どこかに保管してあるはずなんだけど…
 絶対に忘れない・なくさない整理術
 25情報をすばやく簡単に分類・処理・保管することができる
  (116ページ)
  情報処理の6つの基本
 27手にした書類は、その場で処理する決断力がある(121ページ)「あとでやろう」という発想を捨てる
 
 その他、わたくしにとっては、すべて目前の課題!となる見出しばかりです。株式会社の決算や税の申告時期がきており、さまざま処理すべき書類があるので、ますます切実に感じるのかもしれません。
 なかでも「あとでやろう」という発想を捨てる…が大きな障害です。本当は、「あとでやる」時間などない!と思うべきかもね。
 くわしくは、本書をご覧ください。なかなか刺激的ですから。
 …というわけで、書類の整理に追われるわたくしのこの頃の葛藤状況をお伝えいたしました。
 外は雨、仙台の桜はすっかり散ってしまうのでしょうか。

April 14, 2008

コミュニケーションのヒント

 仙台の桜も満開となったようですね。土日はお花見にいらしたかたも多かったのでは?わたくしは、本日、車窓からの一目千本桜を見る予定。(単に在来線で仕事先へ移動するため、なのですが)
 さて、新しいチームで新年度がスタートした4月は、新たな人間関係構築の季節でもありますね。そこで、「聞き上手」というコミュニケーション・スキルのヒントをご紹介いたしましょう。
 ?まず、はじめは、「話し手に体を向ける、話題にあわせて表情をつける」です。話し手のほうを見ることは、何より大事。そして、楽しい話題には、楽しそうな表情、残念な話題には、それなりの表情で反応します。
 ?次に、タイミングのよい「相槌」が効果的です。ケースによって、使い分けることも必要ですね。
  上司に向けて…「そうですね」「さすがですね」「残念ですね」 年下の人には…「大変だったね」「それで?」「本当?」
 ?相槌の反応も確かめながら、次に求められるのは、「上手な質問」です。これは意外と高度な技が求められますが、「はい」「いいえ」で終わらせない質問がいいようです。そのため、漠然と「お菓子はお好きですか」と聞くより「和菓子と洋菓子ではどちらがお好みですか?」など、相手の意図をくみとりながら、選択できるキーワードを提示したり、相手の話が広がるような工夫を。質問されたほうも、「はい」「いいえ」で終わることなく、相手への関心を示す会話を心がけましょう。
 でも、なんといっても第一なのは、テクニックよりまず、相手を尊重し受け入れる心。その上で、???を取り入れていくことがコミュニケーションの向上につながります。