sandm

February 28, 2008

おうちご飯

　今週はちょっと風邪気味。たいしたことはないけれど、やっぱり少々元気が足りません。でも予定は予定なのでしっかり外出。外出先では、美味しい中華料理や本格的な朝鮮料理などご馳走になり、栄養満点でした。豪華でおいしい、ということなし、でした。でも、そんな時こそ、帰宅後の「お家ご飯」でほっといたします。そこで、今夜の質素ながらさっぱりとおいしいメニューをご紹介いたします。
　今夜のメニュー
?菜花の辛子酢味噌和え
　旬の野菜、ほろ苦さを引き立てるため、和辛子、酢、蜂蜜、白味噌を練って合えました。美味しくって沢山いただきました。
?芽ヒジキとシラスの炒め煮
　芽ヒジキをもどし、半生のシラスとともに胡麻油で炒めます。薬味に粉山椒をふり、酢、醤油、蜂蜜でお味を調えれば出来上がり。
?開き鰊の焼魚
?豆腐のあんかけ
　木綿豆腐を水切り。生姜、大蒜のみじん切りと三元豚挽肉少しを炒め、椎茸、小松菜を入れたら、お湯をさし、最後に豆腐も投入。醤油、酒、水溶き片栗粉でとろみをつける。ピリ辛がお好みの場合は、豆板醤や鷹の爪などを加えても。
　ご飯が進むおかずです。
?若布となめこの味噌汁、ご飯
?苺、加賀棒茶
　すぐできて、簡単なものばかり…。でもしっかり食べて、早く風邪を退治します。

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February 26, 2008

KT法の利用

　KT法は意思決定法として、様々な場面で応用されています。
　第一段階は、問題発見から課題化へ　第二段階は原因究明　第三段階では解決策の案出　第四段階リスク評価で構成されています。現在では様々に応用され利用度も高いと思います。
　わたくしのところでは、第一段階の問題発見から、優先課題の選出にいたるプロセスをミニマム化して活用しています。　
　優先順位は、?「重大性」＝人、物、金への影響度の大きさ?「緊急性」＝処理に要する締め切り時間　?「拡大性」＝放置によって悪化の程度　の３要素に絞り、各項目ごとに得点を加える。総合計得点の高い項目が優先的に解決すべき課題として選出される。
　これを応用すれば、この度のイージス艦あたごによる漁船との衝突事故後の対応で何を優先すべきか、明白ですね。なのに関わらず、この問題では、大臣や艦長更迭などの人事的な問題にすりかえられつつあるのでは、と心配ですね。優先順位を見誤らないで解決に向かって欲しいと思っております。
　次に、原因究明のためのチェック項目も簡略化、活用しております。
　例えば、「事務事業評価の停滞」が課題化された場合。
　まずは、発生の特徴を場面ごとにカテゴリー化してピックアップ。　
　?発生の特徴　ⅰ　期限を過ぎても評価シート提出率５０％未満　　ⅱ　特定部門からの未提出（福祉、教育、庶務部門中心に４０％未満の提出）　ⅲ　管理監督職の未提出　ⅳ　若手職員からの提出は８０％超
　?　原因を想定　ⅰ　指標設定への理解不足　ⅱ　提出期間が繁忙期に当った　ⅲ　評価の効果を疑問視ⅳ　研修参加率が高い　　　など。
　?　発生していること　ⅰ記入研修参加率５０％　ⅱ　期限後提出２０％　ⅲ　導入済み自治体が有効活用出来ない例を視察　ⅳ　事業評価への期待が大きい　など。
　?　未発生なこと　ⅰ　指標や目標などへの個別の質問　　ⅱ　総務部門　ⅲ　評価の公開要望　ⅳ　活用方法の提案　
　?　テストすること　　ⅰ　事業ごと指標を提示　ⅱ　部門を特定した再研修　ⅲ　予算連動型へシフト　ⅳ　予算連動型へシフト
　つまり、発生の特徴ごとに、「原因想定」し「発生」「未発生」を峻別、テストトライアルを経て、真の原因を捕まえよう、と言うシステムです。
　問題が起きると、原因や起きたことや起きなかったことをごちゃ混ぜにしてしまいがちですが、もつれた糸を丁寧に解きほぐしながら、有効な解決策を案出し、リスク管理のもとで解決策を実行する、という流れです。
　ごく身近な問題から、応用すると使いこなしができます。お試しください。

　　
　　
　
　

17:02:33 | sandm | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

February 25, 2008

風邪かな？と思ったら

　連日寒い日が続きますね。強風、吹雪など。こんな天気のせいか、ちょっと風邪気味なので、温まる飲み物をとって用心します。そんなときに欠かせないのが、生姜。あとは、ビタミンC。なので、本日のオヤツは、苺と甘酒（たっぷり生姜入り）
　朝から、バランススコアシステムによる事業評価の指標事典づくりの仕事を在社でやっておりますが、喉から来る風邪の兆候あり、なのでハロゲンヒーターを身近に置き、足元はタイツとソックスを重ね、通常の普段着プラスもう１枚の厚手カーディガン。ふうふう言いながら飲む甘酒。けっこう温まります。あとは、バランスのよい食事をとって、早めに就寝が一番ですね。
　鍋焼きうどんでもいたしましょうか。このところ、夜更かしが続いたのがよくなかったかな？
　皆様もどうぞ、お気をつけて。

16:16:17 | sandm | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

February 22, 2008

吉川英治記念館

　ただ今、ちょっとお手伝いしているW大学が春休みのため、時間にゆとりがあり、あちこちを散歩しています。昨日は東京都青梅市にある記念館を訪ねました。中央線新宿から、青梅線で青梅へ。この駅が最寄かな、と思って地図をさがしたら、もっと奥多摩方面へ乗り継いで４つめの二俣尾だったもよう。いそいでホームへ戻り、ごとごとローカル線の気配が濃い電車で、やっと到着。駅前はガランとしていて、小さな案内標識があるばかり。多摩川上流の鉄橋、奥多摩橋を渡り、テクテク１５分歩くと、「梅の里、吉野」と表示された地区に到着。ポカポカ日和に少しだけ咲いた紅梅、びっしり蕾の白梅の里でした。
　吉川英治といっても、あまり今は流行りませんが、大衆文学の担い手、筆頭。文化勲章受賞。爽やかな人柄で人気だったかた。
　その人柄を表すような記念館でした。人物記念館来訪がちょっと流行しているみたいですから、皆様もいちどいかがですか？お勧めです！（ここで、ちょっとアポイントがありますので、中断します。残りはまた後ほど）
～さきほどの続きです。～
吉川英治は、苦難の少年時代を経て、文壇登場から昭和３７年に７０歳で没するまで、実に多くの作品を生み出しています。「鳴門秘帳」「宮本武蔵」「新･平家物語」「新書太閤記」など。「大衆即大知識」「吾以外皆我師」という座右の銘で清らかな一生であった、と記されています。
　梅の里に建つ２０００坪ほどの屋敷は、手入れも行き届き、爽やかでした。
　帰り道は、都バス「柚子木」バス停が目の前でしたので、青梅駅前まで路線バス１５分。東京西郊の長閑な街が好ましい印象でした。

13:35:56 | sandm | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

February 19, 2008

”風流”の一解釈

　小島政二郎という上野・池之端生まれ、１００歳まで生きた昭和の作家。この方は東京を愛し、東京についてのエッセイを沢山残しました。なかでも「場末風流」という著作のなかで、下町の掘割のある風景が、いかに「生もの」であり、酷使したり、忘れ去られたりするとすぐに荒廃し、腐るので、都市管理者は、それを埋め立て、あるいはその上に蓋をして「腐らない」「生もの」でない都市づくりをしてきたと著作の中で嘆きます。
　そして、掘割が生きていた頃の東京下町（本所付近をさすそうです）をこう表現しています。
「たいてい、じかに往来へ格子の向いた家々だったが、その頃の人はみんな丹誠がいいから、朝夕２度づつ掃除をし、雑巾がけをする結果、格子の桟が一本一本飴色にいい艶を帯びていた。実用的なものを、手入れを怠らず大事に使った果てに出る一種の風情のある美しさ、それを風流とか風雅というものだろうと私は思う。」
　わたくしは”実用のものの手入れを怠らない”暮らし、を”風流”や”風雅”と称するセンスに魅了されます。
　「実用のもの」を粗略に扱ってしまっている「風流」でない自分の暮らしが反省されます。いまは、エコライフが全地球のテーマですが、「用の美」をいとおしむことも立派なエコライフなのだ、と改めて感じ入りました。
　朝夕２回も掃除する暮らし方、ウーン、わたくしにとって理想は程遠いですが…
　

21:51:24 | sandm | comments(0) | DISALLOWED (TrackBack) TrackBacks

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