October 31, 2007

ハッピーハロウィン

 ハロウィンは、いわば昔の西洋の大晦日。穀物の収穫が終了する日が1年の締めくくりだった頃の風習とかいいますね。日本でも、穀物の刈入れが終わるとその日が1年の締めくくりだった頃があったそうです。また、茶道では11月が「口切の茶事」茶道の正月にあたったりします。何かと区切りの10月31日です。仙台市内でも、ハロウィンの仮装をした可愛いお子さんたちやカボチャの飾りなどが目立ち、なんとなく楽しい気分。季節限定のカボチャで作ったスィーツもたくさんあって、あれこれ頂いてみたくなります。天高く○○肥えるといけないので、せっせとエアロバイク運動にも励まなくては…。
 ところで、以前、「体重を測るだけ」ダイエットがあるって聞いたことがありますが、これ、意外といけますよ!同居中の次男の会社の健保組合から洒落たデジタル体重計が届き、恐る恐る測っていますが、数値を毎日記録すると、結構増減がわかります。 そして、やはり気配りするようになって、10月20日から本日までで、1.7キロの減!うれしいな!記録するって、意外とコツかもしれないと考えております。
 さて、本日もこれから、外出です。着替えて元気に出掛けましょう。
 

October 30, 2007

マナー本が売れているみたいです…

 ベストセラーになったという、「女性の品格」をはじめ、マナー本がよく売れるそうですね。ビジネスマナーは、弊社でもたまに研修を引き受けます。その他テーブルマナー、冠婚葬祭マナー、コミュニケーションマナー、海外でのマナーなどもあり、極めるのはなかなか大変。
 本日はそのなかから、パブリックスペースにおける「公共マナー」の基礎をご紹介しましょう。
 公共マナーとは、「人に迷惑をかけない」「不快にさせない」ための心がけとでも言えばよいかも知れません。
 電車や駅などでは、特に安全との関連もあり、「知らなかった…」では済まないケースも。
 電車では;
 ?新聞を読むときには、紙面を大きく広げすぎない
 ?席が空いても自分が掛けないときは、「どうぞ」と一声を掛  け合う
 ?携帯電話のマナーを守る
 ?リュックサックやディパックは背中から下ろし、手にもつ   か、網棚へ載せる
 ?車内での化粧直しや香水のつけすぎは不快感を持つ人が多い
 ?ヘッドホンからの音漏れに注意を

 駅では;
 ?エスカレーターを駆け上がったり、駆け下りたりしない
 ?エレベーターの乗降では、降りる人を優先に
 ?階段の上り下りは、表示に従う
 ?歩きながらの電話はなるべく避ける
 ?駅構内で歩きながら飲食をしない
 ?整列乗車は、順番を守って

 あまりにも基礎的なことばかりですが、普段は車生活の人にとっては、意外と気付かぬままなマナーもあるかも、です。
 因みに、恥ずかしながらわたくしも、地下鉄の階段(東京メトロ東西線)を手すり近く下りていたら、上ってきた利用客の方に「上り専用ですよ」と注意されました。失敗!です。特に、駅の階段は様々な地域ごとルールもありますので、表示を確かめた方がよいようです。(エスカレータの右側寄りは関東、左側寄りは関西、仙台は関西系など、いろいろありますね)
 秋の行楽シーズンです。遠来のお客様にも楽しい宮城を経験していただくためにも、駅や電車でのマナー、気をつけたいものです。

October 29, 2007

読書週間って、なつかしい響き!

 「燈下親しむの候」とか「読書週間」とか、小中学生のころをちょっと思い出しませんか?「読書週間ポスター」が宿題だったり、芸術の秋にちなみ、他校まで遠征して写生大会があったのもこの季節。秋景色をテーマに山裾の民家、鳴瀬河畔などを写生した日などちょっと思い出します。
 さて、本日の日経新聞広告欄には、読書週間広告として、マネックス証券社長の松本大社長が推薦する、「今年、私を深化させた10冊の本」と題して紹介されています。
 ?「決断力」著者:羽生善治、角川書店、720円
 ?「虚構ー堀江と私とライブドア」著者:宮内亮治、講談社、  1575円
 ?「オートフィクション」著者:金原ひとみ、集英社、1365円
 ?「動物と人間の世界知識」著者:日高敏隆、筑摩書房、882円
 ?「人妻魂」著者:嵐山光三郎、マガジンハウス、1470円
 ?「反転ー闇社会の守護神と呼ばれて」著者:田中森一、幻冬舎、1785円
 ?「巨人・渋沢栄一の『富を築く100の教え』」著者:渋沢健、講談社、1575円
 ?「ポル・ポトの掌」著者:三輪太郎、日経新聞社、1575円
 ?「不動産は値下がりする!」著者:江副浩正、中央公論社、777円
 ?「インテリジェンス武器なき戦争」著者:手嶋龍一、佐藤優、幻冬舎、777円

 このなかで、わたくしはが読んだのは、?の「人妻魂」のみ。嵐山氏のファンなので、彼の新作はつい買ってしまいます。
 さて、今年のあなたを深化させたのは、どんな本でしょうか?

October 27, 2007

雨の土曜は読書!

 台風の影響からか、本日は一日中雨でしたね。雨の休日には、やっぱり読書です。このところお気に入りの4冊をご紹介いたします。
 ?瀬戸内寂聴紀行文集「美のみち」平凡社ライブラリー900円
  紀行文学の最高傑作と帯があります。初瀬詣で、木曽路の秋、古都旅情などなど、どれもすばらしく、すぐにも辿ってみたい気分になります。
 ?カラー新書、日本の花、柳宗民著ちくま新書950円
洋花にくらべ地味な印象の日本の花ですが、楚々として可憐、味わいにみちた風情が写真入り、栽培の注意、薀蓄、エッセイなどとともに紹介されています。和み系ですね。
 ?古典の扉 第1集 青木和夫、池田修 中公クラシックス   1200円
  古事記についてです。
 ?ヨーロッパ鉄道旅行の魅力 野田隆著 平凡社新書880円
 こうして書き出してみると、今回のセレクトは、紀行文が2冊ありますね。旅行の秋をせめて読書でシミュレーション、ということかもしれません。新書や文庫サイズは軽くって、読むにも気軽にもてるのもいいですね。
 おまけ(今夜の夕ご飯メニュー)
?肉じゃが
 定番のジャガイモ、玉葱、牛肉のほかに、人参、糸こんにゃく、筍も入れてボリュームアップです。
?鱸と筍の包み蒸し
 鱸に塩胡椒し、筍の穂先、バターとともにクッキングペーパーで包み、蒸します。仕上げにパセリを添えて。
?縮緬雑魚と小松菜のソテー
?大根の味噌汁とご飯
?梨、林檎と加賀棒茶
 明日は台風一過の晴れが期待できそうですね、楽しい日曜日となりますよう。

October 25, 2007

母と子のマナー「黒いマナー」酒井順子著より

 悪口にもマナーあり、との帯にひかれて文芸春秋社の「黒いマナー」を購入、読了しました。「負け犬の遠吠え」で大ヒットした酒井順子嬢の辛口コラム集。なかなか正面切っていえない、または言いにくいことのオンパレードです。なかでも、30代から40代の娘とその母との込み入った関係がなかなか面白いのです。特に30代後半以上で独身の娘とその母(おもに専業主婦)のくだりが…初老から老境入りした母世代に対し娘のとるべき態度は、つまり子育てと一緒、といいます。親世代にとって思いのほか大切なのは「いかに自分は充実した余生を送っているか」ということを同世代の友人などに知らせることだったりする、つまり子どもが夏休みの宿題の絵日記を先生に見せて、「楽しいことがたくさんありましたね」などといってもらうと面目がたもたれるように、老年も「毎日お忙しくて、充実していらっしゃるのね」と周囲からいわれたいのです、とか指摘しています。(同書145ページ)
 さらに、母から娘への嫉妬心、という指摘では、「娘の方が格段に広い世界を知っている」という事実があって、「私にはできなかったことを娘には自由にやらせたい」と育て、その教育どおりに自由に育った娘達を見て、母親は時にいらだちを覚えるようだ、とも。なので、自由に育ててもらった娘としては、母親に気遣いが必要、とも。(同書146〜147ページ)
 まだ当家の娘は20代ですが、今後の参考にじっくりと読みました。指摘がすべてその通り、とばかりは思いませんがある視点としていいえているかも、と感じました。
 たまたま、昨日は鬼子母神にお参りし、子育てのお守りがあり、卯年、未年、戌年の3つを購入しました。すっかり成人した我が家の子どもたちにとっては、ほとんど今更でしょうけれど。
 でも、人間関係とは、親しき仲にも尊重ありだ、と改めて確認しました。
 おまけ(今夜の夕ご飯メニュー)
1)秋刀魚塩焼き、酢橘添え
2)人参、蓮根、蕗、椎茸、油揚げの煮物
3)シラスと小松菜の胡麻油炒め
4)若布の味噌汁とごはん
5)緑茶と林檎